いわゆる「大阪都構想」の住民投票結果を受けて

政治家・高市早苗氏(現首相)の公式サイトから削除されたブログ記事をWayback Machineからサルベージしたものです。すでに存在していないことを十分に理解した上で活用してください。

推定公開日: 2015-05-18アーカイブ日: 2021-09-05

いわゆる「大阪都構想」に係る住民投票の開票が終了し、結果は反対票が上回りました。

 「大都市地域特別区設置法」に基づく特別区設置の成否については、法令の手続に従って地域の判断に委ねられているものでしたから、今回は「大阪市を存続させる」という大阪市民の皆様の民意が示されたことになります。

 自らの地域のあり方を決める極めて重要な問題でありましたから、大阪市民の皆様は、「特別区の設置により、何がどう変わるのか」「大阪市が消滅することにより、どのような影響が生じるのか」といったことについて理解を深める努力をされ、賛否両方の主張を聴きながら、かなり悩まれた上で投票をされたことだろうと拝察します。

 尚、仮に指定都市と都道府県の間で「二重行政」の問題が生じる場合には、「第4次分権一括法」による都道府県から指定都市への権限移譲とともに、平成26年には「地方自治法」を改正して、「指定都市都道府県調整会議」や「総合区長」の設置を可能とする仕組みを設けることとしたところです。

 「改正地方自治法」も、今回の住民投票の根拠法である「大都市地域特別区設置法」も、いずれも、大都市地域において「二重行政」を解消する為の選択肢です。
 どちらの方法を選択するかは地域の判断に委ねられています。