国勢調査②:総務省の「ビッグチャレンジ」

政治家・高市早苗氏(現首相)の公式サイトから削除されたブログ記事をWayback Machineからサルベージしたものです。すでに存在していないことを十分に理解した上で活用してください。

推定公開日: 2015-09-11アーカイブ日: 2024-09-29

今回の国勢調査の最大のポイントは、「オンライン回答」の全国展開です。

 前回の平成22年国勢調査では、東京都のみで、試験的に実施しました。
 当時のオンライン回答率は8.3%と聞いています。「意外に少ない」と思われる方も多いのではないでしょうか。

 先日ご紹介した『情報通信白書』によると、実は、5年前にはスマートフォンの世帯保有率が10%を切っていました。
 その年は、iPadが発売された年でもあり、タブレット端末も5年前から拡がり始めたわけですね。

 ちなみに、昨年のスマートフォンの世帯保有率は65%近くですから、この5年間で、より手軽に回答できる環境が整ってきたと言えそうです。

 今回は、オンライン回答を推進する為、スマートフォン版のページを開設することに加え、調査票の配布に先行してオンライン回答期間(9月10日~9月20日)を設定する方式を採用しました。

 その期間中にオンライン回答のなかった世帯にだけ、9月26日から紙の調査票を配布することになります。

 通勤中に、待ち時間に、スマートフォンで手軽に回答していただければ、その後、国勢調査員に再度ご家庭を訪問していただく必要がなくなります。

 全世帯のおよそ2割に当たる1000万を超える世帯からオンラインで回答を集めたいと思っています。

 これが成功すれば、「世界最大規模のオンライン調査」になります。
 国勢調査は全世界で実施されていますが、この規模での成功事例はまだありません。まさに「ビッグチャレンジ」というわけです。

 総務省では、昨年の10月1日から、私を本部長とし、副大臣、政務官、そして全ての局長級以上の職員を構成員とする「国勢調査実施本部」を設置して、準備を進めてまいりました。

 今回の国勢調査は、国や自治体の行政事務の効率化の観点からも、ICT技術の利活用の観点からも重要な意味を持ちます。
 この総務省を挙げた5年に1度の「ビッグチャレンジ」を、必ず成功に導きたいと思います。
 是非とも、オンライン回答のご活用をお願い申し上げます!